個人投資家の選択肢は広がっている [投資法 : 全体]
ここ15年くらいの間に、個人投資家の選択肢はずいぶん広がりましたね。
オンライントレードの環境が整って売買手数料が安くなると、それまで個人投資家には無理だったデイトレードが盛んに行われるようになりました。その中から何人ものカリスマトレーダーが出現しています。
また、システムトレードの考え方が浸透するにつれて、自分でプログラムを組んでシステムトレードを行う個人投資家が現れました。
それが更に進化して自動売買が普通に行われるようになり、今では、FXを中心として数え切れないほど多くの自動売買システムが販売されています。
なかにはアメリカ製のFX自動売買システムを運用する個人投資家もいます。そもそも、デイトレードもシステムトレードもアメリカから入ってきたものなので、自然な流れかもしれませんね。
投資種目について見てみると、FXのブームの次はCFDだと言われています。現時点ではまだまだですが、これから少しずつ浸透するのかもしれません。
でも、個人的に注目している投資種目はCFDよりもオプション取引です。これまで、オプション取引というと、“難しそう”とか“個人投資家が近寄るべきない”といったイメージが強いのですが、これは誤解されている面が強いですね。
オプション取引はちゃんと実践すれば、FXや日経225先物などよりもギャンブル的な要素が小さいのです。それは自由度が高く、相場に合わせていろいろな戦略を取る事ができるからです。つまり、“確率のいたずら”に振り回されることが少ない投資種目なのです。
いずれにしても、今は個人投資家の選択肢がかなり広がっています。それらを広く見回して、自分に一番合った投資法を実践してくださいね。