運用ツールと投資スキル [投資法 : 全体]


投資では、様々な投資ツール(ソフト)を活用するのが普通です。やや広く考えれば、ローソク足やテクニカル指標を表示できるチャート自体も、投資ツールと言えます。


もう少し狭い意味でのツール --- エントリーやエグジットのタイミングをピンポイントで判定する機能を持ったソフトも、盛んに活用されています。この手のソフトを大きく分けると、


A. シグナル発生ツール
B. 自動売買システム


の2種類があります。Aはソフトが自動発注機能を持っていないもの。Bはソフトが自動的に売買まで行ってしまうものです。


AよりBの方が楽でいい、と思う人も少なくないでしょう。しかし、本来、どちらが良いというものではありません。


確かにBの方がほったらかしにできて楽ですが、相場の急変に対応できるかという不安要素もあります。また、Bに頼っている限り、トレードのスキルは上がりません。(でも、自動売買を使いこなすスキルは上がるでしょう。)


Aのツールのなかには、そのシグナルに従って売買を行っているうちに、裁量トレードのスキルが上がり、ツールに頼らなくても勝てるようになるものもあります。


自分が何を望むのかに従って、AとBを使い分けてください。なお、Bの場合に、本当にほったらかしてしまてはマズイです。最低限、動作・運用結果の監視は人間が行なうべきです。


 


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