運用成績を評価するスキル(2) [投資法 : 全体]

個人投資家が市販の売買システム(自動売買システムなど)を運用する機会が増えていますね。中身の詳細がわからないシステムなわけですから、外見(運用成績)で評価するしかありません。


売買システムを評価する重要なポイントは次のような点です。


① バックテスト、フォワードテスト、実運用のどれが行われたのか
② テスト(運用)期間の長さ
③ テスト(運用)のトレード数
④ 勝率
⑤ 利益率(月利や年利)
⑥ (最大)ドローダウン
⑦ ドローダウンの時間的な長さ
⑧ プロフィットファクター
⑨ ペイオフレシオ
⑩ 資産曲線


挙げれば、まだまだありますが、あまり多くの項目を見ても迷いが生じます。


③のトレード数について。できれば、1,000トレード以上が理想的ですが、正直言ってあまりありません。100トレード以下は統計的な誤差が大きいので避けた方がよいかもしれません。


④の勝率と⑨のペイオフレシオについて。破産しない資金配分を考える際に「バルサラの破産確率」を利用するのであれば、④と⑨が必要になります。


⑩の資産曲線について。資産曲線の形状を見ることにより、その売買システムのクゼが感覚的にわかります。特に、安定性があるかどうかに注目して見るとよいでしょう。


 


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