運用成績を評価するスキル(3) [投資法 : 全体]


売買システムを評価する重要ポイントを、前記事より再掲します。


① バックテスト、フォワードテスト、実運用のどれが行われたのか
② テスト(運用)期間の長さ
③ テスト(運用)のトレード数
④ 勝率
⑤ 利益率(月利や年利)
⑥ (最大)ドローダウン
⑦ ドローダウンの時間的な長さ
⑧ プロフィットファクター
⑨ ペイオフレシオ
⑩ 資産曲線


①~③はテスト結果(評価データ)の信頼性にかかわる項目です。そのうち、①はテストデータの質に関するもの、②~③はテストデータの量に関するものです。


バックテストは売買システムの開発時に行なうもので、早い話が過去の相場データを用いたシミュレーションです。パラメータを変えながらシミュレーションを繰り返し、優位性のあるロジックを探すわけです。


バックテストのとき、過去の相場データの一部を使わずにとっておき、ロジックができあがってからそのデータでテストを行うのが、フォワードテストです。


バックテスト同様の成績がフォワードテストで得られれば、そのロジックに対する信頼性は高くなります。


もちろん、実運用で同様の成績が得られればベストです。


 


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