多くのEAを見比べてみよう [投資法 : システムトレード]
何かのジャンルにこれから取り組む場合、最初に全体像を一気に見てしまうのは非常に効果的な方法です。
昔、私が写真の勉強をしたときには、「良い写真」を一気に5,000枚くらい見ました。すると、何となく良い写真のパターンがわかってきたんですね。
FXの自動売買を行いたいのであれば、その成否を握る最大の鍵はEAにあります。優れたEAなら一気に有利になり、駄目なEAなら勝てません。また、自分の性格に合ったEAかどうかも重要ですね。
EA選びに熟達したければ、一気にたくさんのEAを比較しながら見ていくのが有効です。他のEAと比べて際立った特長を持ったEAも見つかったりします。
EA選びの練習には、ゲムトレードが便利ですね。よいEAが見つかれば、そのまま本格運用しても良いわけですし・・・。
ゲムトレードにはこんなEAがある(2) [投資法 : システムトレード]
前回に引き続き、ゲムトレードの無料EAのサンプルです。
こんなEAがあります。
システム名 = cci nanpin trader
■ トレード回数 = 136回
■ 勝率 = 100%
■ Profit Factor = 無限大
■ 損益レシオ = (負けが無いので算定できず)
(2012/1/18時点のデータ)
CCIという指標を使ったEAです。
トレード回数が少ないので、誤差は多めに見ておかなければならないと思いますが、現時点で負けがありません。(勝率100%)
ゲムトレードに興味のある方はこちらから
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ゲムトレード(Gem-Trade)で始めるFX自動売買
ゲムトレードにはこんなEAがある [投資法 : システムトレード]
無料EAサービスのゲムトレードは、各EAの成績をオープンに公開しています。登録しなくても、かなり細かいデータまで見ることができます。
例えば、こんなEAがあります。
システム名 = 24H4PairFX
■ トレード回数 = 454回
■ 勝率 = 99.34%
■ Profit Factor = 2304.8
■ 損益レシオ = 15.33
(2011/12/19時点のデータ)
これは、EA公開後のデータです。勝率が非常に高にもかかわらず、損益レシオがかなりの“損小利大”となっています。そのため、Profit Factorもとんでもなく高い値に。
通常、この手のデータを見ると“怪しい”と思うところですが、このEAはきちんと公開されており、トレード回数も454回と、少なくありません。
興味があれば、ウォッチしてみてください。
Gem-Trade(ゲムトレード) [投資法 : システムトレード]
今や、個人投資家も複数の自動売買システムをスタンバイさせ、自由に入れ替えて運用したり、ポートフィリオ運用を行う時代です。
1システムだけで儲けよう、という発想は流行りません。
使えるシステムはどんどん使い、
駄目なシステムは遠慮なく外し、
絶えずシステムの新陳代謝を図って、
利益を安定的に出していくのが賢明です。
1昔前であれば、このような発想は“机上の空論”でした。買えば安くても数万円はする自動売買システムを“どんどん交換する”だけストックしたら、大変なコストがかかるからです。
それだったら、運用資金に回したいよ!
というのが正直なところでしょう。
しかし、現在は事情が変わってきています。
ゲムトレード(Gem-Trade)というサービスを利用すれば、投資資金以外のコストをかけずに、FX自動売買のEAを使い放題なのです。
コストゼロでFX自動売買のポートフォリオが組めるとは!
今後、この手のサービスが増える可能性大です。
コピートレード [投資法 : システムトレード]
「コピートレード」という自動売買のスタイルがあります。
普通の自動売買システムでは、中に組み込まれたロジック(EA)が売買のタイミングやボリュームを決めます。プログラムが決めるわけですね。
そのプログラムの代わりをプロトレーダーが行うスタイルを「コピートレード」と言います。
つまり、中心にいるプロトレーダーが売買を行うとその情報がリアルタイムに配信され、ユーザの口座でも同じ内容のトレードが直ぐに実行されるのです。これにより、プロトレーダーとほぼ同じ結果が得られます。
このスタイルは、専業トレーダーなどの“高み”を目指す人にはお勧めできません。完全に“お任せ”になるので、トレードのスキルが上がらないからです。
ただし、そのシステムを教材として使うなら話は別です。プロトレーダーがどのように売買するのかをリアルタイムに観察できるので、真剣に観察すれば非常に勉強になるからです。このような使い方をするなら、むしろ、専業トレーダーを目指している初級者~中級者にお勧めです。
ユーザがポートフォリオを組める自動売買 [投資法 : システムトレード]
ユーザが、ストックされている多くのEAから自由に選んでポートフォリオを組めるタイプのFX自動売買システムがあります。
例えば、「Trading-Rush」は2,000個から予め成績順に絞られている200個から選ぶようになっています。パフォーマンスデータの他に“評価”もあるので、参考になります。
また、世界的に有名なところでは「ZuluTrade」がありますね。
「ZuluTrade」については、すでに成功したトレーダーから「ZuluKingdom」というポートフォリオも(有料ですが)公開されています。
米国製投資ソフト [投資法 : システムトレード]
投資技術に関して、米国は日本より数年分進んでいると言われます。FXの自動売買ソフトについても、米国製ソフトには“一日の長”があります。
しかし、米国製ソフトは敷居が高いと感じる人も少なくないでしょう。全て英語表記ですし、購入手続きや設定も不安が残ります。口座も当然のごとく海外に開設しなければなりません。
でも、日本人のプロトレーダーが運用までの手順を全て教えてくれたら、どうでしょうか?それなら、できるような気もしますよね。
実は、そういったマニュアルがあるのです。例えば、「フォレックスショッカー 完全攻略パック」というマニュアルもその1つです。これ以外にも複数あるので、米国製自動売買ソフトに興味のある人は、探してみるとよいでしょう。少なくとも、自分ひとりで米国製ソフトを使い始めるのより、ずっと楽に、そして確実に運用に入れます。