運用成績を評価するスキル(5) [投資法 : 全体]
運用成績を評価するときに、特に注意して見なければならないのがドローダウンでしょう。最大のドローダウンの大きさはもちろんですが、ドローダウンの頻度や時間的な長さも重要です。
たとえば、ドローダウンの大きさがゼロに近くても、その期間が2年間もあったらどう思いますか?
大きな損はしないけれども、その期間中に利益を出せないわけです。重大な機会損失ですね。
このように、ドローダウンはその大きさとともに、頻度や期間の長さもチェックしましょう。
そして、複利運用する場合は、特にドローダウンのチェックをシビアに行なうことが必要です。ドローダウンの大きなトレード方法で複利運用を行うと、一発大損の危険があるからです。
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